101B16

我が国の母子保健の現状で正しいのはどれか。2つ選べ
妊産婦死因の1位は出血である。
母側病態からみた周産期死因の1位は妊娠合併症である。
早期新生児死因の1位は出血性障害である。
乳児死因の1位は乳幼児突然死症候群である。
幼児死因の1位は先天異常である。

解答: a,e

101B16の解説

2020年現在、0〜4歳の死因第1位は先天奇形・変形および染色体異常である。
a 正しい。妊産婦死因の第1位は、産科危機的出血である。
b 周産期死因の第1位は、母体に原因がないものである。ほか、胎盤等の異常も多い。
c 早期新生児死因の第1位は、先天奇形・変形および染色体異常である。
d 乳児死因の第1位は、先天奇形・変形および染色体異常である。
e 正しい。幼児(1〜4歳)死因の第1位は、先天奇形・変形および染色体異常である。本問出題当時は幼児死因第1位が不慮の事故であったのだが、2020年現在第1位は変更になっている。そのため、「先天奇形・変形および染色体異常」を先天異常と形容するのであれば、本選択肢は正しい。ゆえに、本問は2つ選ぶ問題へと改変した。

正答率:50%

テーマ:我が国の母子保健の現状

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