101F25

Blalock-Taussig短絡手術の適応はどれか。2つ選べ
大動脈縮窄症
肺動脈閉鎖症
Fallot四徴症
心内膜床欠損症
総肺静脈還流異常症

解答: b,c

101F25の解説

Blalock-Taussig短絡手術は鎖骨下動脈と肺動脈とを吻合することで肺血流量の増加を見込む手術であり、設問を「肺血流が減少している疾患はどれか」と読み替えることができる。
a 複合型大動脈縮窄症ではむしろ肺血流は増加しており、施術により症状を増悪させてしまう。
b 正しい。肺動脈閉鎖症では疾患名の通り肺血流が減少しているために良い適応となる。
c 正しい。Fallot四徴症では肺動脈狭窄により肺血流が減少しているため良い適応となる。
d・e 肺血流は多く、適応とならない。

正答率:76%

テーマ:Blalock-Taussig短絡手術の適応

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