101E17

治療として適切でないのはどれか。
酸素吸入
ヘパリン投与
リドカイン投与
アドレナリン投与
ニトログリセリン投与

解答: d

101E17の解説

急性心筋梗塞の急性期治療はMONA(M:モルヒネ、O:酸素、N:硝酸薬、A:アスピリン)である。
a・e 上述の通り急性期治療の一つである。
b ヘパリンの投与により冠動脈内の血栓の増大を予防する。
c 脈の欠代を認めることから期外収縮を来していると考える。心室性期外収縮により心室頻拍や心室細動に移行する可能性があるため、リドカイン投与も考慮される。
d 誤り。アドレナリンはカテコラミンであり心筋酸素需要を増大させるため心筋梗塞を増悪させる。

正答率:74%

テーマ:【長文2/3】急性心筋梗塞〈AMI〉の治療

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