100H36

35歳の男性。手足の発疹を主訴に来院した。半年前から、手掌と足蹠とに皮疹が出現した。苛性カリ検鏡法で真菌は陰性である。皮膚生検H-E染色標本を別に示す。
この疾患に合併しやすいのはどれか。
間質性肺炎
慢性扁桃炎
慢性肝炎
IgA腎症
白内障

解答: b

100H36の解説

壮年男性の手足の発疹。「手掌と足蹠とに皮疹」という記載から診断名はミエミエだろう。画像では中心部分に液体成分の貯留と、それに加えた炎症細胞の集積がみられている。膿疱を示唆する病理画像だ。掌蹠膿疱症の診断。
a・c・d・e 特に本疾患とは関係がない。
b 正しい。慢性扁桃炎の合併が有名。

正答率:83%

テーマ:掌蹠膿胞症の合併症

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