100G117

放射線治療が標準的治療として用いられるのはどれか。
子宮頸部扁平上皮癌
子宮平滑筋肉腫
子宮体癌
卵巣癌
卵管癌

解答: a

100G117の解説

放射線感受性が高いほど、治療として有効であるといえる。
a 正しい。扁平上皮癌は放射線治療の良い適応である。腔内照射(密封小線源治療)や外照射が行われ、根治的治療を望むことができる。
b 細胞分裂が盛んな組織ほど放射線感受性が高い傾向にある。筋肉組織や神経組織はほとんど分裂しないため、感受性が低く治療には用いられない。
c 子宮体癌のほとんどは類内膜腺癌であり標準的治療は手術である(子宮全摘出術+両側卵管卵巣摘出術)。
d・e いずれも多くが腺癌である。標準的治療は手術と化学療法の組み合わせである。

正答率:87%

テーマ:放射線治療が標準的治療として用いられる婦人科系の癌

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