100A2

32歳の1回経産婦。胎動が少なくなってきたことを心配して来院した。1週前、妊娠36週の妊婦健康診査で異常を認めなかった。ノンストレステスト〈NST〉を20分間行ったが、胎動がみられず、胎児心拍数図にも一過性頻脈がみられないのでnonreactiveと判定した。
次に行う対応として適切でないのはどれか。
緊急帝王切開
NSTの再検査
胎児への音響振動刺激
BPS〈biophysical profile score〉検査
コントラクションストレステスト〈CST〉

解答: a

100A2の解説

妊娠37週であり、胎動が少なくなってきたことを心配している32歳の1回経産婦である。ノンストレステスト〈NST〉を20分間行ったが、胎動がみられず、胎児心拍数図にも一過性頻脈がみられないのでnon-reactiveと判定した。
a 誤り。睡眠による胎動減少の可能性もあり、20分間のNSTのみでnon-reactiveと判断するのは早計である。再度検査を行うべきである。
b~e 再度各検査を行った上で再度評価する。  

正答率:67%

テーマ:nonreactive児への対応

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